タロウです。
たくさん書きたいことはあるけど、時間がない。いいえ、時間は作るもの。余裕がないんです。
でも先日時間を作ってオルレなるものに参加してきました。
What is オルレ
オルレは韓国の済州島の方言らしく
「オルレ」は韓国・済州島から始まったもので、もともとは済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味。自然豊かな済州島で、トレッキングする人が徐々に増え、「オルレ」はトレッキングコースの総称として呼ばれるようになり、今では韓国トレッキングの中心的コースになっています。
オルレの魅力は、海岸や山などを五感で感じ、自分のペースでゆっくりとコースを楽しむところにあります。
ということらしいです。ハイキングですかね。
九州開発推進機構というところが開催しているようで、九州21か所でこのオルレイベントを開催しています。
その中で、今回は福岡市からほど近い「久留米・高良山コース」に挑戦してきました。
以前購入したMountain topのバックパックをもって。
朝10時半 久留米駅を抜けてJR久留米大学前駅へ
前日酒を飲んで、めちゃくちゃ眠い中博多駅からJRを乗り継ぎJR久留米大学前駅まで。
だいたい1時間くらいかかりました。
到着すると、10時30分発組がすでに出発準備しており、完全に出遅れていることが判明。
結構な人だかりですね。
10時30分組に遅れて11時出発組にエントリーしました。
エントリー費用は1000円、んで昼食付き
安いのか高いのかはわかりませんが、まあフルマラソンとかよりは安い気がする。
お昼ご飯も出してもらって、そこらじゅうでいろいろ食べるものを支給してもらえるので、地域振興的な扱いなのかもしれません。
久留米のイメージキャラって河童なんや・・・と初めて知った朝。
コースは約9㎞。高低差は約300mです。低山登山くらい?
いざ出発
開会式です。注意事項などを受けて出発。
オリジナルテーマソングが流れてて脳みそから離れなくなりました。微妙に長渕チックです。なんとYOUTUBEにもあるぞ。オールレーオールレ~
こんな目印に沿って歩いていきます。
普通の住民からしてみたらいろんなところにコレがあって不思議だよね。
まずは高良大社を目指します。
ちゃんぽん・コーヒーに友人一同くぎ付け。
一の鳥居です。一礼してくぐりましょう。ホームページにもそう書いてあります。
時期的に紅葉がきれいでした。もっと綺麗だったんだけど・・・そろそろデジカメ欲しいですね。これは御手洗池というそうです。
いたるところに鳥居。これは二の鳥居。七五三も同じく開催されていました。
カップルに人気の出そう?なスポットも
途中途中になかなか俗世なスポットも出てきます。
こちらは夫婦榊と呼ばれる榊と愛のさざんか。
榊の前にはハートの飛び石。奥さんが「この世から不倫がなくなりますように」とお祈りしてて草でした。
愛のさざんか。榊は撮り忘れた。すさまじい群がり方してたので。
階段と門。苔むしててかっこいい。
ここで一時休憩です。こういった休憩所が頻繁に設置されてます。今日は地元のお祭りと一緒に開催されてました。
おしるこ。
地元の祭りです。出し物で民謡をやっています。
体を動かすと甘いものが良いですね。
ほうきもあるぞ。
大根。欲しかったけど、この先を考えると、荷物になるのでやめました。
ちなみに買ったものはゴールまで運んでくれるシステムがあります。先に気づいていれば・・・。
くるっぱもいました。中身は多分小学s(ry
昔お寺があったらしい
ガイドの方が先導してくれますが、ところどころで豆知識を振ってくれます。ちなみにこの写真は山道で撮ったもの。
撮った場所は山道で、この崖の上に昔はお寺が建っていたそう。そこの残骸がこれらしく、破片は瓦でしょうとのこと。
これを持って帰って売ってる人もいるかも、なんてこと言ってましたが僕にはどれがどれだか・・・・
奥の宮ではインドから引かれた(らしい)水が飲めるぞ
次のスポット奥の宮です。
かなり森深いところにあり、神秘的な雰囲気です。
湧き水が引かれており、ガイドさんによると、その昔エライお坊さんがインドから引いたのだとか。
僕「インドからですか!?」
ガイドさん「インドからです!ありがたいですねえ」
僕「ナマステェ・・・」
こちらのサイトで説明がありました
きちんとナマステしていきました。
昼ごはんスポットのイノシシ汁がうまい
お昼ご飯はつつじ公園というところでおにぎりセットみたいなのが配られます。みなさん思い思いに食べられたり、持参したコーヒーセットを使ってたりとGoodな雰囲気。
僕はというとバーナーを持ってきたにもかかわらず、水を忘れてコーヒーが飲めないという失態。オワタ。
そこで、なにか満足感のあるものを、という趣旨で売店に売られていたイノシシ汁に挑戦することになりました。
こちらです。
うまい。疲れた体に最高に染み渡る。
イノシシの臭みも強くなくてホロホロに煮込まれた肉がメチャウマです。
体力も回復したところでまた動きます。あとは下るだけです。
いろんな名所あり
これは神籠石といって、古墳時代に作られたであろう巨石群です。制作の意図は不明。ロマンを感じる。
その後見えてくるのが高良山大社。朱色が美しい。
こちらが神鶏です。
神鶏の小屋です。
女子たちがこれを怖がって、キャーキャー言ってました。美味しいのに。
高良大社を下るとところてんスポットです。
そしてさらに長い下りの山道を抜けると、何かの番組で水を抜かれたのかもしれない池です。
TV東〇め。
そしてさらに下ると餅がもらえました。うまい。
ゴールはJR御井駅です
到着したらクッキーがもらえました。
感想
いろんな街を歩いてみたい。
ただ、街中を歩いて山を上っただけなんですが、今まで歩いたことのないような路地裏を歩いたりして、とても楽しかった。
この後久留米の町にも出て行って飲みにいったのですが、そこでもとっても雰囲気の良い路地裏を見つけたりして、ちょっとした探検のような気分でした。
普段の少人数での登山もそれはそれで楽しいのですが、これぐらい平坦な道をゆっくり友達と冗談を言いながら歩くなんてのもなかなかオツなもんです。
普段登山なんかしない友人も、とても楽しかった、次はもっと高い山を登りたいなんて言い始めました。
登山はハードル高い、でも興味あるけどまずはお試ししてみたい!なんて人にちょうどいいかもです。だいたいJRで行ける距離だし。近場の町を夜は散策してもいいかもです。
個人的には大満足の休日。楽しかったです。
そういえばMOUNTAINTOPの使い勝手
高山ではないですが一日背負ってみた感想です。
フィット感良いし背中ムレない
だいたい3~4時間くらいの行程でしたが、きっちり長さを調整してやればフィット感も十分。ちょっと量を多めに入れるときは重心が後ろに寄りそうなので腰ベルトが役に立ってくると思われます。
また結構汗をかきました。ただ、背中だけが不快に蒸れるような感じではなく、そのへんはきちんと背中のクッションが仕事をしているようです。
以前はNORTH FACEの街中用のこの↓バックパックで登山をしていたのですが、やはりきちんと登山用にすると違いますね。
低山登山にはオーバースペック1泊登山でも十分かも
周りを見ても自分より2周りくらい小さいバックパックで来られてる方がほとんどでした。
この時、オルレのあと温泉に行くつもりだったのでバッグの中には一通りの着替えと、コーヒーのためのガスバーナーが入っていました。
季節にもよりますが、山小屋一泊で泊まるような登山でも十分通用すると思います。厳寒期はちょっと装備的にきついかなーって雰囲気。少なくとも秋口の九重とかなら十分だと思います。
山小屋に色々そろってないときは厳しいかも。
ポケットが多いのは地味に便利
以前のNORTH FACEのバックパックはポケット数が少なくて、すぐに取り出せる小物ポケットがついているのは最高に便利でした。
特に便利だったのは腰ベルトについているポケットとサイドのメッシュポケット。ここにグミとか水を入れられる。NORTH FACE BC FUSEはサイドポケットないのでいちいち降ろさないといけなかったんです。
この辺りはやぱり専門品ですね。
安くてコスパ抜群。初心者向けのお勧めを聞かれたらとりあえずこれ、と答えとくと思います。
では。