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鹿児島・天文館の寿司甘(すしかん)がリーズナブルで良質な寿司を提供する通いたくなる良店でした

タロウです。


先日友人の結婚式で鹿児島に行ってきました。2次会後少し小腹がすき、こんな時は寿司でしょうということで友人と入った寿司屋さんがGOODでしたので、お勧めしたいと思います。

鹿児島・天文館のお寿司屋さん  寿司甘

寿司甘の入り口

こちらが店構え。こぎれい。かといって敷居の高さを感じさせることはなく入りやすい雰囲気。

値段表

きちんと値段が外に張り出されていて、明朗会計を期待させてくれます。事実リーズナブル。

寿司甘の営業時間

営業時間は昼と夜の2部構成。定休日が水曜というのも、市場休みに合わせたんでしょうか。


欲を言えば飲みあけに寄るならもう少し遅くまでやっててくれるとありがたいですが、仕入れもあるだろうし、しょうがないでしょう。

店内は清潔感があって華美ではないけども必要十分な高級感

穏やかな灯り

こぎれいですっきりとした空間。華美ではないけども、高級感はしっかりある。

カウンターのネタケース

こちらはネタケース。ここにネタが置いてあって見えるところって楽しい。キレイに整頓されていて好印象。

メニュー

その日のお勧めはこのように壁に掛けてありわかりやすい。本マグロは時価でした。

メニューの内容

にぎりのメニュー

スタンダードのメニューです。いくらやうになどの高級ネタからかんぴょうなどの渋めのところまでお好みで選べます。

お酒のメニュー

お酒も頼めますが、今回は2次会あとの箸休めだったのでお茶で。

他メニュー

コースメニューやおつくりもあります。隣の人が鯨盛り合わせを頼んでてめちゃくちゃ美味そうだった。

お好み一本勝負開始

おまかせではなく、今回は好きなように頼んでみました。自分なりの食べ順を考えていくのって楽しいです。


最後どんな味で締めようかなとか、この次はこれで一度口の中を落ち着かせて、メインをぶち込むぞ!とか、考えながら寿司だけに頭を巡らすのがすごく楽しい。

では勝負開始です。

1つめ 小肌

小肌

ベッタベタの入りですが、最初は小肌から。結構ビシッと締まった感じでしたが味も濃くていい感じ。青魚スタートで軽めのジャブです。


シャリのサイズ感も僕好み。小さすぎるのも好きではないんですがしっかり米も食ってる感があって小腹空きの状態にはGOODでした。

2つ目 たかえび

たかえび

こちらタカエビ。おそらく錦江湾内で獲れるナミクダヒゲエビのことだと思うのですが、ここら辺数種類いたような気がするので、詳細は不明。


でもスタンダードメニューにも載っているので、ある程度の定期的な搬入と仕入れがあるのでしょう。もしかすると地元の仲買さんの急速凍結品かもしれません。

冷凍だなんだと野暮なこといっちゃいけませんね。これもうまい。



濃厚な甘みが寿司飯のさわやかさと相まって最高。ややブリっとした身質ですが、口でつぶすとシャリと混ざりあい相性も良し。

3つ目 天然ブリ

天然ブリ

続いて少しパンチの強めのものを、ということで天然ブリ。切り出されてでてきたのは宝石のようなピンクの塊。身に血の走りもなく、素晴らしい処理の魚体だったんだろうなあと伺えます。



また血合いの通る部位でこれだけの脂乗りなら、相当大型の良質の肴だったのでしょう。口に入れた瞬間、ブリの風味と脂の甘みでヘブン。



ついで溶け出す触感でシャリとともに喉の奥に消えていきましたとさ。なんで寒ブリってこんなにうまいんだろう。



4つ目 くじら

くじら

これまた珍しい鯨の寿司。いままでこういうお店で鯨を握りで出してるところにいったことがないのでワクワクで頼みます。

単に赤みを握るのかと思いきや、脂身?を上に添えたパターン。味の想像がつきません。 ブリで強めの味に慣れた口を、ガリで一度リセット。



口に放り込んだら、はい4冠王。初めての味。塩気が少し強いネタですが、うまく脂身が相殺して、そこに酢のちょうどいい酸味。



赤身はシャリとのなじみもよくスルリと食べられました。そしてお茶。うまい。


5つ目 タラの白子

白子

ここらで濃厚の極みに上りたくなり、タラの白子を指名。文句なしにうまい。シャリにまとわりつく臭みのない白子が、シャリをばらけさせて喉の奥へ一緒にダイブイン。至福。


6つ目 ほしがつお(スマ・ヤイト)

やいとがつお

さて、ここでそろそろ締めかなということで、さっぱりとした酸味系をチョイス。本ガツオはなかったので、星がつおをチョイス。


カツオほどちなまぐささはなく、でも若干の酸味と脂がちょうどよく、さわやかに締めを迎えました。

7つ目、8つ目 鉄火巻きとネギトロ

友人が「最後に巻物で締めるのが最近ブーム」ということで鉄火巻きとネギトロ巻きをチョイス。お手並み拝見とばかりに口に含むと、うーむ。確かに。きちんと炙られた薫り高い海苔が美味い。



この香りで最期を締めるのも悪くない。回転ずしだと炙りはないだろうし、巻かれてしばらく経ったものが出るだろうし、カウンター寿司ならではだね、と納得。


そしてお茶でフィニッシュです。


だいたい一人4000円いかないくらい、決して極端に安くはないが十分すぎる価値あり

酒無し4000円を高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、ゆったりと食事に向き合える空間で友人とゆっくり話をしてうまい寿司に舌鼓を打てるというのは最高な気分でして、個人的に普段の食事を削ってでも毎月こういう寿司に行きたいと思ってます。


日曜日でしたがネタもよく、店員さんもフレンドリー。キビナゴとか鹿児島らしいものが欠品していたのが残念でしたが、鮮度落ちが早くどうしても今日は使えない、と理由を聞いて逆に好印象です。

また鹿児島を訪れることがあれば絶対行きたい。

皆さんも、ぜひ行ってみてほしい良店だと個人的には思います。

では!

寿司甘
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