君はたこ焼きマントマンを知っているか。
タロウです。
先日たこ焼きをしたいという奥さんの提案で、たこ焼きプレートをAmazonポチ―したところ、奥さんもポチ―していたというダブルブッキングが発生してしまいました。
せっかくなので食べ比べをしてみようということでできた記事がこちらだ。
タコ焼き機とたこ焼きプレートは似て非なるもの
たこ焼きをやるときに、まず何を用意するかというとタコ焼き機ですね。んでもってタコ焼き機とたこやきプレートの何が違うかというと、たこ焼き機は過熱機能がそれ自体にくっついているもので、たこ焼きプレートはその上の金属部分のみ、という認識で間違いないと思います。
多分。
今回はたこ焼きプレートのほうを選びました。結果、プレート買ってよかった!
たこ焼きプレートをわざわざ選んだ理由
理由は簡単。一体型は掃除が行き届かなくて衛生的に不満があるのと、場所を取りがちという2点です。
わざわざたこ焼き機を買うよりもプレート買ったほうが場所も取らないし持ち運びやすいじゃん、という理由。
それでは一つずつ見ていきましょう。
使用前の比較
奥さん購入:和平フレイズ たこ焼器 16穴 元祖ヤキヤキ屋台
安価でよいもの作る和平フレイズさんです。Amazonでおなじみ。
なんといっても特徴は軽さ。アルミ鋳物の長所を十分に生かしてます。
フッ素樹脂加工がなされており扱いやすさ抜群とのこと。
タロウ購入:イワタニ(Iwatani) たこ焼プレート CB-P-T
鉄鋳物製の重厚な作り。和平ブレイズとは一線を画す作りですっげえ重い。
フッ素加工とかなんなのそれみたいな感じで、なじませてから本領を発揮するタイプ。
実はこれイワタニのカセットコンロ専用品です。でも普通にコンロの上においても使えたので使えないことないと思います。(※自己責任でおねがいします。)
こいつがうちの、イワタニカセットコンロ。
コンロに直置きするとこんな感じ
人によっては下に100均の焼き網を敷いてコンロの上に乗せる方もいるようですし、それが賢いと思います。てか今度からそうしよう。
商品の比較画像
サイズ感はほとんど一緒。イワタニプレートはちょっと塗装がされてますね。最大の違いは軽さ。和平ブレイズは650gのカタログスペックに対し、イワタニプレートは約2㎏!
そりゃー重いわけだ。
イワタニのプレートは使う前に一仕事しよう
鉄製の鋳物なので、一度シーズニングと呼ばれる慣らしを行わなくてはなりません。というかやったほうがよくなじむ。
まずは洗剤で一回よく洗って水気を加熱して取ります。んで次に脂を塗リたくります。ハケは100均です。
テカテカになるまで上を油で濡らしたら
これで白煙が上るまでカンカンに過熱。20-30分ほどたったら野菜くずを炒めて鉄臭さを消しつつ油をなじませます。
あとは冷えたら軽く水洗いをしてたわしでこすって汚れを落とし完成です。洗剤は使ったらいかんぜよ。
調理をして比較してみた
では実際に調理を進めていきます。
和平フレイズ たこ焼器 16穴 元祖ヤキヤキ屋台
フッ素加工の恩恵で素晴らしい仕上がり。はがれやすく、きれいに丸ができていきます。万人受けするタイプのプレートです。
イワタニ(Iwatani) たこ焼プレート CB-P-T
続いてこちらはイワタニプレート。こちらもかなり良い。が、4隅の焼きムラが・・・・。
熱配分にかなり気を使わないと、なかなか難しい使い心地デス。
後日クリスマス会で再度チャレンジしましたが、やはり4隅の焼きムラが気になる。鉄で熱をしっかり持つんじゃないの・・・?
焼き上がり比較
手前がイワタニ、奥が和平ブレイズで焼き上げた物。
見た目にはわかりづらいですが、全員の意見としてはイワタニのほうは外のカリカリ感がしっかりしているとのこと。でもブレイズのほうも十分おいしい。
正直焼くほうからすると、ブレイズのプレートのほうが圧倒的に焼きやすいし高い平均点をたたき出せるプレートです。
ただ、油がなじんでいったときカリジュワッを最高のレベルで味わえるのはやはり鉄製鋳物のイワタニではないかと。
今回の結果はその片鱗をうかがわせます。
比較結果
和平フレイズ たこ焼器 16穴 元祖ヤキヤキ屋台 | イワタニ(Iwatani) たこ焼プレート CB-P-T | |
良いところ | こびりつきづらく扱いやすい 焼きムラが少ない 安い(1400円くらい)・軽い 手入れが楽 | 最高のたこ焼きを作れるポテンシャル 金属ピックが気兼ねなく使える 道具としての愛着が湧く いざというとき文鎮になる |
もうチョイなところ | 文鎮にならないフッ素加工のため竹串・シリコン串推奨 | 少し高い(2200円くらい)重い焼きムラが気になる手入れが必要 |
厳正な審査の結果、上記のようになりました。
正直使いやすさというか、もうフッ素加工マジすごい!ってぐらい和平フレイズのほうが使いやすいです。あとすごく軽い。これ使うとイワタニのは本当に文鎮だと思う。もしくは鈍器。
でも、フッ素加工は扱いがちょっと心配という点もあってガシガシ使えるイワタニもそれはそれでタフで良し。
総じて和平フレイズのほうは、調理器具という印象。一方イワタニのほうはすごい相棒感を醸し出してきます。成長を楽しめるという点では僕はこちらをお勧めしたい(でもめちゃ重い。)
普通にみんなでタコパしたい!っていうなら和平ブレイズ一択かと思います。突き詰めたたこ焼き、揚げ焼きによるカリジュワァッ!!を突き詰めるなら鉄製鋳物のイワタニをお勧めします。
いつかもっと油なじみのよくなったプレートで、比較してみたい。
主張:たこ焼き機買うより絶対プレート買っとけ
一点言えるのは、今カセットコンロを持っていてたこ焼き機買おうかな~って人は絶対にプレート買っとけってことです。
コンロに油は飛ぶけど、掃除は楽だし全部洗えるので衛生的。
プレート一枚増えるだけなので場所もあまりとらない。
断固言わせてもらう。
プレートが正義であると。
では