タロウです。
先日、われわれ夫婦のあがめるジャッキーチェンの新作映画が公開されましたので、見に行きました。
なんとあの名作ポリスストーリーの続編です。もうワクワクしかない。
もちろん、いつもの中州大洋にて鑑賞です。
感想は個人的なものなので、もし不快になられたら申し訳ない。
ムビチケで予約したらスムーズに入れる(らしい)
今回は奥さんがチケットを予約してくれました。ムビチケといってインターネッツで予約できる奴。
中州大洋劇場は残念ながらムビチケ自動発券に対応せずです。ムビチケで発見した券で入場はできても行列をスルーして発券できるという利点は発揮できず。まあそもそも中州大洋にエグイ行列なんてできてるところは見たことがない。
このさき人不足で映画館でもアルバイトを雇えなくなってきたときのために、映画館ではこうやってすべてオンラインで予約する形にできればスムーズなのになあと思いました。
なんならもうすべてスマホでええやん、くらい。
お勧めなのは断然字幕版
表のショーウインドウにポスターが貼ってあります。ううーんカッコイイ。この左のボヘミアンラプソディもぜひ見たい映画ですが今日は我慢。
コンビニで人をダメにするチューハイを購入し、入場
いつも通り、こちらま持ち込み可能ですので、近所のファミマでスパイシーチキンと人をダメにするチューハイことストロングゼロを購入。ほろ酔いで臨みます。
本編の感想(ちょっとネタばれ有り)
冒頭から感じるすさまじい不安感
日本で上映されるこの手の映画はたまに別のタイトルがあるにも関わらず、日本受けの良い名前でプロモーションされることがあります。サモハンのデブゴンシリーズが有名な例ですね。
ポリスストーリーに関しても、初代ポリスストーリーの流れをくむいわゆるチェン・カクー刑事役の警察故事シリーズ、そして別の世界感を持ついくつかの新・ポリスストーリーと呼ばれるもの(4つくらいあるはず)。
前作のポリスストーリーレジェンドも、ほぼ初代4部作の面影はないシリアスな雰囲気で、ジャッキーチェンの主演する刑事ものの映画に「ポリスストーリー」と冠するのが日本の映画界の慣習なのでしょうか。
さて、この映画も始まって2分ほどですさまじい不安を残してくれます。精巧なCGで精密な機械を表現したオープニング。とてもメカメカしい雰囲気です。
そして表示される机器之血~BLEEDING STEEL~の文字。この瞬間に僕は天を仰ぎました。
これ!俺の望んでたポリスストーリーじゃない!
米国版予告でもばっちりBLEEDING STEEL だそうで、調べてから行くべきだった・・・と、心の中で高めていたテンションが行き場をなくしているのを感じました。
ジャッキーのアクションはやっぱり素晴らしい、コミカルとシリアスを使い分け
とはいえ、腐ってもジャッキー映画。序盤の重々しい雰囲気の中で見せる銃撃戦とカーアクションは、見ているこちらも手に汗握る迫真の演技。
爆発の迫力もすさまじく、これはこれで引き込まれる。
一転、冒頭が終わると一気にコミカルな雰囲気を醸し出してくる。身の回りの物を使って敵をおちょくりながら戦うのはジャッキーらしいし、空間をすべて利用して飛び回る姿も全盛期を彷彿とさせる。(さすがにワイヤー感がいなめないけども)
ジャッキーの大好きな高所スタントも相変わらず健在。
ところどころ設定に謎の唐突さや、回収されない不審さが残るものの、まあ全体として何とか最後は強引にまとめてくるところも、らしいっちゃらしい。
最後の英雄故事(ポリス・ストーリーのテーマ)は、個人的によろしくない
最後、大団円を迎えてエンディングで流れるのは英雄故事(ポリス・ストーリーのテーマ)。あれです。一番有名なジャッキーの歌。
パンチゴーグアンホンチーペンチョヤッサンツィーってやつです。
これが北京語バージョンで・・・・
歌詞も書き下ろしで、しかも伴奏もカッコイイ。だけど、この曲はこれには使わないでほしかったなー。ましてや北京語。
REBORNの意味を考えて、これが新しいポリスストーリーだ!と言われればそうなんですが、ポリスストーリーの続編といわれると、やっぱりモニョるのが本音のところ。
せっかく映画のアクションも円熟して演技も渋みを増した今だからこそ全く新しいシリーズを作るって言われていれば納得したんだけどな!って感じです。
懐古と言われようがうーん、って感じです。
まとめ
アクション映画としては全体に面白く見れるはず。ジャッキーのアクションはまだまだ健在。最近の出演作のカンフーヨガなどに比べればやはりやる気があるのか動きにキレがある気がします。
ただ、ポリスストーリーの続編、と見に行くとがっかりするので、別物ととらえて見に行きましょう。
ここから昔のポリスストーリーを見てくれる人が増えればそれはそれでうれしいですね。
では!