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中州大洋映画館でビールを持ち込み「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎」を見てきた

  • 2018年4月26日
  • 2020年5月8日
  • その他
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    タロウです。 サムネイルは夜の街に映える少しレトロなたたずまい。中州大洋映画劇場です。   今回は「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎」を見てきました。

中州大洋映画劇場とは?

福岡中州川端駅のほど近く、一蘭ビルの真ん前に位置する中州大洋映画劇場は昭和21年に開場した映画館。

内装はレトロモダンな雰囲気で、文学的な香りがします。埃っぽいと言っているわけではない。

建物だけでも価値がありそう。   そこらへんのモールとかに入ってるような映画館ではやってないような映画もやっているので、劇場の雰囲気も相まって、僕の中ではちょっと特別感があります。


ワクワクしますね、受付の雰囲気とかも。


酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ

僕が何よりも推したいのは、飲食物持ち込み可という点。

今回はすぐそこのファミリーマート(サンクスではない)でちょっと贅沢にプレミアムモルツとおつまみを持ち込みました。

とはいえ宴会場ではないので節度を持って。僕は呑みすぎて一番いいところでトイレに駆け込んだことがあります。帰ってきたら犯人つかまってました。

では、今回見る映画ですが、こちら。

空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎

僕は歴史もの・伝記ものが大好きなんですが、特に古代中国というのは男の子をひきつけてやまないロマンがありますよね。

物語は古代中国・唐の時代までさかのぼって始まります。遣唐使として日本から渡唐していた若き日の空海の物語です。

唐の9代皇帝・玄宗と傾国の美女と呼ばれた楊貴妃との愛とその死について空海が謎を 解き明かすというミステリーもの。

事前情報なしでCMのみの情報で見に行ったのでアクションやファンタジーものだと 思っていたらファンタジーミステリー。計画性の無さが露呈しますね。

主演の空海役として染谷将太。なんでも今回の為に全編中国語での撮影を敢行したのだとか。


(若干日本語パートもあったようですが)原作は夢枕獏さんの小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」とのこと。

日中共同製作映画としてビックプロジェクト扱いのようです、知りませんでした。

内容:古代中国王朝・唐を舞台にした歴史ミステリー

先も述べたように古代中国は個人的にとてもそそられるテーマです。


三国志や封神演義で語られる後漢や殷周時代は良く知っているのですが、唐代というのは 正直あまり詳しく知らず、完全バックグラウンド無しで視聴してきました。

小野妹子かな?ぐらいの知識レベルです。結果僕は楽しめたので単純にミステリーものとしても前知識無く見れると思います。


もちろん楊貴妃やホアン・シュアン演じる白楽天に対する知識があればもっと楽しめたのでしょうが・・・ ストーリーや配役に関しては実際に見に行ってただくのが一番かと思いますが、一番の見どころは僕は映像美だと思います。

豪華絢爛な都・長安や唐代の文化を美麗なCGで表現され、色彩鮮やか。昔の文化をカラーで垣間見るという行為が、こう、ロマンがありますよね。



セットへの力の入れようはかなりのもので公式ページの監督のメッセージでは

”街を作るのは本当に時間がかかりました。デザインに2年間、実際の建築に4年間。幼い頃、田舎で木を切る仕事をしていて罪悪感を覚えた記憶がありますが、今度は木を植えて街を作り、少し報われた気がします(笑)。人々は映画のセットだとは思わないでしょう。本物の街。撮影には5ヶ月、ポスプロに1年かかりました。”



”セットは“正確に”デザインするために2年の歳月を必要としました。勿論、想像も一部はあります。例えば城壁は、セットでは月のような形にし、シンボリックなデザインに仕上げました。このセットがなければ本作の完成には至らなかったと思っています。”

と、そのデザインへの思い入れが完成への年月となって表れています。

全編通して、映像に引き込まれていく感覚を味わうことができます。

でも、吹替しかないのはちょっと・・・

僕は邦画以外は字幕派です。だって全部山ちゃんなんだもん。

でも、この映画は公開時はすべて吹き替え版。せっかく染谷将太が中国語に挑戦しても、なぜか日本語吹き替え版しかない。あれれ、と思って調べたら、日本全国字幕版が見当たらない。

阿倍仲麻呂役でいい味出してた阿部寛も中国語に挑戦していたらしいのですが…。

実際の会話のテンポや抑揚を感じたい派なのでこの点が非常~に残念でした。

ただ吹替に詩人・白楽天役は高橋一生、楊貴妃役には吉田羊、玄宗皇帝はイッセー尾形と有名俳優が起用されていてこれはこれで楽しめる人もいるかもしれません。

総括

ラブストーリーとしては結果まとまっているのかなあと思ったのですが、ちょっと細かいところでつながりが分かりづらかったりしてました。壮大な中国の歴史に思いを馳せて目をつぶって楽しむのが良いかと思います。

正直ひねりは特になし。ミステリーではあるけれども予定調和感ある。話の流れでんん?と思った伏線っぽいのがすごく妥当に回収される。

この映画は、そういう穿った目で見てはいけません。伏線のつながりに張り巡らされた技巧よりも、その伏線によってつながるストーリーが、僕はいいなと感じました。

とにもかくにも僕はぜひ字幕版を見てみたい、染谷将太と阿部寛の努力の結晶を見てみたかったです。

では

中州大洋での映画はこちらも

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