タロウです。
断捨離と物の入れ替えの過程でイヤホンをブラッシュアップしていました。有線から無線に。
色々と候補はあったのですが、さすがに有名メーカーのものは高すぎて・・・。そんな大差あるんだろうかと思って、いわゆる中華イヤホンに手を出しました。
PasonomiのBluetooth イヤホン「TWS-X9」です。
AppleのAirpodを代表にだいぶ無線イヤホンも一般化していますが、このクラスのワイヤレスイヤホンがどんなもんなのかのレビューもかねて書いていきます。
気になるのは
- つながりやすさ
- 音質
- バッテリー
- フィット感
です。
TWS-X9のスペック
早速ですがスペックと特徴です。
製品型番 | TWS-X9 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
対応Blurtoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
最大通信距離 | 33ft-50ft(約10m-15m) |
許容動作温度 | 0°C-40°C |
充電ケースサイズ | 80*54*34(mm) |
イヤホン本体重量 | 4.6g |
連続稼働時間 | 約4時間 |
充電容量 | 2200mAh |
イヤホン本体充電量 | 40mAh |
対応機種 | iOS, Android, Windows |
仕様周波数帯域 | 2.402GHz~2.480GHz |
その他の特徴
技適認証あり
Bluetooth 5.0技術による広範な通信範囲
完全防水(IPX7)
イヤホンを約18回充電でき72時間使えるバッテリー機能付きケース
です!
実際のイヤホン
こちらが実物です。
サイズは指の先くらいの大きさ。大きくもなく小さくもないかな。
ケースはこんな感じ。
充電中はランプが点灯して、残りの蓄電量を教えてくれます。
そしてこちらにUSB-Aのジャックがあって、こちらで別のデバイスへの充電ができます。
こちらが本体への充電が可能なMicro-USBジャック。
そして謎のボタン。いまだに謎です。
追記(2019年1月10日):どうも長押しで電池残量を表示するためのボタンのようです。
実際にTWS-X9を使用した感想
使い方は簡単 スマホ側のBluetoothをOnにして取り出すだけ
使用するときはいたって簡単。ペアリングをした本体を取り出すだけ。あらかじめペアリングしてBluetoothが起動していれば取り出して3秒ほどでペアリングされます。
たまにつながらなくてタップで接続することもあるけど。(追記:基本的にはタップでコネクトするみたいですが、正直取り出してすぐに接続されることもあるので、謎)
フィット感良く、自転車やランニングでも問題なく使用できる
実際に着けてみるとこんな感じ。いそがしさにかまけて髪切ってないのでボサボサで申し訳ねえ。
Airpodの俺、着けてます感が出るのはいやだなあと思ってたのでできる限りコンパクトなものを選びたかったので、このすっぽり感が気に入ってます。
通勤時に片耳のみ、出張等で運転時に片耳着けていますがブレや違和感なく使用できています。
少し装着感を変えたいときにはこのようにイヤーピースが付属しているので耳の形に応じて変更可能。
今のところ激しい運動は自転車のみですが、この装着感ならランニングでも問題なく使用できそう。
落ちそう!という不安感がないのはとってもGoodです。
(2019年1月8日追記)横から見るとフィット感GOODですが真正面から見ると耳から黒いのがピョコンします。耳の形にもよるかもしれませんね。
IPX7の防水性能で、雨の中や汗にも強い
防水性能は十分高く、雨の中の通勤や汗でも特に問題なく使用できます。やってないけど多分軽い水洗いぐらいならできるんじゃないだろうか。(やらないほうがいいと思う)
僕は汚れたときは軽く絞った布で拭いてます。
さすがに泳いだりは厳しいかもしれませんが、海外のホテルの屋上プールとかで濡れたまま音楽聞くとかは普通にできそうです。
釣りの時とか、水辺のアウトドアで万が一落としても安心。
広範囲の接続が可能、ワンフロアの家の中ならだいたいどこにいてもつながる
作業中などは、これを付けてパソコンで音楽流したりするのですが、トイレに行ったり、ベランダ行ったり。特に問題なくどこ行っても音楽流れっぱなしです。
接続範囲は10m~15m。ちなみにうちはだいたい70平米くらい。多分だいたいの家でどこでも聞けるような通信範囲はあると思う。
音質は必要十分、少し低音強めかも
音質に関しては、これはもう無線ということを考えたら十分です。さすがにそこに居るかのように感じるほどのクリアさはないけれども、この値段でこの品質の商品が手に入るなら十分かな。
いつか必要だな、と思ったらより音質の高いものを買ってみよう。今のところ不満無しです。
バッテリーの持ちは十分
使用シチュエーションは通勤、作業中、出張時など。
体感で3~4時間ほど使えるかなという感じ。通勤時は片耳のみ。通勤が終わればケースに戻してすぐ充電するし、家での作業中も基本的には片耳のみ使用。
出張時の運転中も基本的には片耳なので、あまり両方使うことはありません。
本体の充電バッテリーだけで18回充電できるので、バッテリー切れてどうしようもないね、ということは今まで一度もありません。
意外に便利な充電機能付きケース
地味に便利なのがこの充電機能。
ちなみに普段僕はAnkeのPowercoreFusion5000という充電アダプター兼モバイルバッテリーを使用しているのですが、それに合わせてこれを持ち歩くのでバッテリー切れがなくなりました。
こういう会社用の携帯とかは、緊急時はこちらで充電。スマホやタブレットの充電はPowercoreFusion5000で行います。
ちょっとしたお出かけならこれだけでも十分。充電ケーブルはこちらのOwltechのMicroUSBとTypeC兼用モデルにガラケー充電用のジャックを釣り糸で括り付けて使ってます。これで3way。
残念なところ
接続がたまに唐突に切れる
どういうわけか、唐突に接続が切れてすぐに再接続ということがあります。原因は不明。でも今のところ1週間に一度ぐらいだけ。
音量調整ができない
レビューを見ていると、左右どちらかの長押しで音量調整ができるという意見がありますが、実際に使っていてそういうことができたことはないです。
操作が分かりづらい
説明書は付属していますが、残念ながらせっかくのタップ操作について説明がほとんどされてません。
ネットや使っていく中で調べた操作方法は以下の通り
- 1タッチで再生/停止
- 2タッチで曲送り
- 3タッチでリダイヤル
たまに左右のペアリングが解かれてモノラルモードになったときの対処法
1:充電ケースの中にイヤホンを収納し、両方のセンサーボタンを短く3回押す。すると赤ランプ二回点減します。
2:イヤホンを取り出し両方のボタンを五秒ほど長押しすると青と赤のランプが交互に点滅 します。これで両方のイヤホンのペアリングが完了します。
スマホや接続先の機器でいったん接続を削除し、再度どちらかのイヤホンで接続をするとステレオモードになります。
ハンズフリー通話で相手に声が伝わりづらい
どうしても左右独立型で耳から口への距離が大きいので、運転中などで連絡をするとかなり聞きづらいみたいです。
当初この用途を重視して購入したのですが、これに関してはちと不満。
通話にこだわりたい人はJabraがお勧め。
センサーが過敏で誤動作がちょっと多い
ポンと手が触れたり取り外す動作の中でリダイヤルされたり曲が再生になったりとセンサーがかなり過敏に設定されている印象。
それだけ繊細ということだけど、人によってはうっとおしく感じるかも。
結論:値段を考えれば十分に使用可能
残念な点もいくつかありますが、Amazonの実売6280円程度という値段でBluetooth5.0搭載の完全ワイヤレスイヤホンが手に入ると考えれば十分に使えると思います。
究極の音質を追求する人は、ワイヤレスではなく有線の良いイヤホンを選ばれればいいと思います。
音質もそれなりに低音を楽しめたりと、値段とパフォーマンスを考えれば文句を言うべきではないかなと思います。
ワイヤレスの恩恵ですが、家やカフェなどで音楽を再生しながら作業したりという中で、席をいったん立ったりするときにいちいち外す必要もないです。
なので作業を中断した、という意識になることが少ない、マフラーや何かに引っかかってイヤホンが飛んでいくなどのストレスがないというように、音質や遅延などのデメリット要素を利便性が上回ると思っています。
ケーブルがないことは本当にいいこと。
辛口レビューもたくさんありますし、サクラ感のあるレビューも多々見られますが、僕個人の感想・総合点で言えば★3.5~4ぐらいのコスパに優れた優等生だと思います。
下手にこれより安い2~3000円の機種に手を出して、ワイヤレスってこんなもんかと思ってしまうのももったいないので、これぐらいのクラスのそこそこのモノを選ぶのがいいのではないでしょうか。
僕もワイヤレスイヤホンってどんなもんだろうと二の足を踏んでいたので、これを機にもう少し使い込み、自分がワイヤレスイヤホンに望む機能を熟知したうえで、次は中高価格を狙ってみたいなと思ってます。
Amazonにもいろんな機種があるので、まだ使ったことのない人は一度その恩恵を味わってみると幸せになれるかもしれません。
2019年3月5日追記:壊れました。残念。9か月の命やった・・・・。
壊れた経緯はこちら↓