アイキャッチは謎の草と謎のトッピング
どうもタロウ(@taroudxw)デス。
先日、仕事があまりにも長引き、もはや家でご飯を作る気力がなくなったので奥さんと一緒に福岡は赤坂3丁目の「モン アン エスニック」で晩御飯して来ました。
結果、新しい味覚との出会いがありましたのでここにご報告差し上げます。
エスニック料理とジンが主役のレストラン
まずは一日の疲れをいやすためにビールを一杯。
うめえ。
店内は非常に洗練された雰囲気で、エスニック感は無し。
おしゃれ。
香草やスパイスを効かせた料理がたくさん
パクチーサラダを頼みました。
何か美味しいスパイスが掛かっているのですが、この時すでに空きっ腹にアルコールをぶち込んでほろ酔いの為覚えていません。
アイキャッチの謎の草。
大葉に見えるけど、確かすごくさわやかなレモン系の味がした。
上に載っているのはナッツ系の何かとドライフルーツ。
そしてこれはハムとパテのなんか。多分バインミーサラダ。
バケットとレバー的なパテ?とハム、ピクルスっぽいの。
これが確かすごくおいしかった!
テーブルにメニューがおかれていますが、iPadでした。すごく先進的。
半分はどんなメニューなのか中身がわからん。
ジンの品ぞろえが豊富で見たことないジンもある
このお店、なぜかジンの取り揃えが非常に良いです。
ipadのメニュー表にたくさんのジンが並んでいて
ジン専用のメニュー表もあります。特徴までしっかりと書き込んでいてすごい。
ここのオーナーはなにかジンに執念でもあるのだろうか。
とはいえ僕もジンは大好物なので、早速頼むことにしました。
そんな中で目に付いたのはこちらの黒いボトル。
「油津吟」
このように書いて「ゆづじん」と読むわけです。
ぼかあこれを見てピンと来たね、これは宮崎のお酒だと。
んで聞いてみると、はい、正解でした。
油津、というのは宮崎県の有名なマグロの水揚げ港で、おいしいキハダマグロやカツオが水揚げされる土地なのです。魚屋さんならではの推察力でしたね。ドヤァ。
「油津吟」薫り高いスパイスとほのかな柑橘系の香り
頼んだものがこちらです。
ボトルと一緒に持ってきてくれました。
ストレートで味わうのも迷いましたが、ここはとりあえずスタンダードにジントニック。
炭酸に巻き上げられ、顔に近づけた瞬間、スパイスというか柑橘系というか複雑な香りが立ち上り鼻孔を直撃しました。
一口飲んで、感動。こんなにうまいジンを飲んだのは生まれて初めてでした。
口に含んだ瞬間、広がる爽やかな香りと、後味に残るまろやかさと謎の香ばしさ。
不思議過ぎる・・・。
洋酒のはずのジンが、どことなく和っぽい雰囲気がするのはおそらく柑橘っぽさがちょっと柚子とかカボスっぽいからでしょうか。
旨い。単純にうまい。
はまってしまいそうなクラフトジンの世界
このジン、宮崎の焼酎蔵・京屋酒蔵という蔵で作られているとのこと。
案の定、入ってるものは柚子、山椒、生姜、そしてジュニパーベリー(なんでしょうかこれ?)、きゅうり、ヘベス、日向夏、コリアンダーシード、グローブの9種類のボタニカル。
これがあの複雑な爽やかさを演出しているわけですね。
世の中にはスーパープレミアムジンというジャンルがあるらしく、その中でも最近では小規模生産のクラフトジンが流行っているらしい。
そのジャンルに焼酎蔵から一石投じるという試みらしく、すでに高評価を得ているとのこと。
ウイスキーなんかも飲み比べしたら楽しいですが、ジンもこんな深い世界があるのですね。
いろんなジンを試してみたくなりました。
何よりジンの良いところは、食事に合うところ。
ジントニック呑みながら食事してるとバクバク食が進みます。
この後には鶏肉ガイヤーン
カオマンガイで、旺盛な食欲を押さえてフィニッシュしました。
どちらもめちゃくちゃうまかった。
特にガイヤーンはジンと相性最高。
脂をさっぱりと流してくれるジンが最高のマリアージュでした。
そう考えると中華料理とかにも合うのかもしれないですね。
今回新しいジンの世界に触れたことで、もっといろんなジンを飲んでみたいな、飲み比べたいなという欲求が高まったので、また違うジンも試しに再訪したいです。
油津吟、お勧めです。
では。