タロウです。
前々から行きたかった俺のフレンチに行ってきました。
前々から気になっていたのはいろんなドキュメント番組で見ていたから。
開店は2016年だったのでかなり時間は経っているのですがようやくの入店です。
駅近の好アクセスな立地
博多駅博多口を駅沿いに南側に1分2分歩くと看板が見えてきます。
中州にある「俺の割烹」もそうですが駅前の好立地にありますね。
そこからエスカレーターで上に上がります。
下に下ると駅から300歩横丁と言って酒狂いの天国があります。今度また行こう。
ハードロックカフェの横を過ぎてすぐそこ。「俺のフレンチ博多店」です。
時間は8時くらい、予約が2組待っており、当日で3組ほどの並び。
看板です。JAZZライブがあるらしい。時間的にぎりぎり見れそう。
広々とした店内とにぎわう雰囲気
約20分ほど待って入店できました。迎えてくれるスタッフの方も丁寧で好印象。
南側にライブステージがあるのですが今回はその真横の席をいただきました。僥倖。
にぎわう店内。この広さが満席なので人気のほどがうかがえます。
客層は比較的若いカップルから40~50才までの夫婦とおぼしき組み合わせまで。
当初の僕のイメージは立食式のカジュアルフレンチだったのでガッツリ座るスタイルを見て拍子抜けしました。
ガイアの夜明けか何かでみたときは立食で回転率をあげることで低コストをなんちゃらってうたい文句だった気が。
あれは東京だったし立地と客層でまた異なるんですかね。
主菜をキメてそれに合わせる形で酒と前菜を選ぶ
フレンチあまり食べたことがないのでとりあえず前菜からメインに流れる形で注文していこうと思ったのですが、今回選んだのは
- パン
- 冷前菜 トリュフ香る なめらかポテトサラダ
- 冷前菜 蕪のムースとズワイガニのタルタル仕立て
- 温前菜 エスカルゴのオーブン焼き ブルゴーニュ風
- 主菜 牛フィレとフォワグラのロッシーニスタイル トリュフソース
です。
見事にパスタとピザは無視しました。確実におなかがいっぱいになると見越してです。
お酒は「俺のシャンパン」メニューから奥さんが「俺の赤」、僕は「俺の白」をチョイスしました。
ボトルもあるようです。
来ました。なみなみです。表面張力を感じることができます。お姉さんが嬉々として注ぎに来ました。
巷にはワインはグラスの真ん中ぐらいまでなんて野暮なことを言う人間がいるらしいですが、これぞ粋ってもんです。
シャンパンを口付けて啜るのは初めての経験でした。空きっ腹に大ダメージ。
料理は続々とやってくる
お通しの前菜です。茶碗蒸しにほうれん草のソースがかかっていて程よいお出汁感がこれからの料理への期待を嫌というほど掻き立てます。
そしてなみなみシャンパンのせいですでに酔ってます。
その後料理が続々と運ばれてきました。
蕪のムースとズワイガニのタルタル仕立て。強そうなズワイガニです。
インパクトがすごい。バルサミコで足をイメージしてるそうです。殻を開けると
いくら先輩の登場です。さっぱりとした蕪ムースといくらの濃厚な味がたまらなく合う。
シャンパンが進みます。ズワイガニも思ったより身がざっくりしていて味を感じられる。
続いてエスカルゴです。
ニンニク×バジル×軟体類=正義。まずいわけがない。シャンパンが進む。
パンです。パンでした。
普通のパンに見えるのですが、ホッカホカでとてもおいしいパンです。
そしてこれがポテトサラダです。
ポテトサラダがポテトサラダじゃないけどポテトサラダだった
あまりに自分の中のポテトサラダ認識との乖離に訝しみながら食べると確かにどことなくポテトサラダだけども。
メレンゲのような舌触りにポテトサラダのほのかな風味。チップスで掬いながら食べていきます。うまい。
混ぜると具が出てきてさらに満足感アップ。これは上ポテトサラダですね。
ポテトサラダ+99。はぐれメタルの剣+99的な。
この時点で結構おなかに響いてきます。小粒な量なのですが全体にうまくて満足感が非常に高い。
こじゃれた雰囲気の中では人はバクバクとは食べられないのですね。
牛フィレとフォワグラのロッシーニスタイル トリュフソース
そしてとうとう本日のメインです。
ひれ伏すがいい。
ヒレだけにな
暴力的な赤身。「オラァ!」 奥さんがテンションマックスです。かみしめるたびに赤身のうまみとトリュフの香りが絡んで味王になりそう。
この味染み染みのマッシュポテト大好きです。
横に添えられているのは何かをまぶしてトリュフっぽくしたコロッケ。
何でまぶしているかは忘れた。
ワインもナミナミ注いでくれてコスパ良し
ここで「俺のコスパ」というワインで白を追加補給しました。なぜ肉に白にしたか今でも謎。多分ニューロンがアルコールで死んでいたのでしょう。
ちなみにこのメインは入店時にオーダーしていたもの。店も混みあっていたし少し時間がかかりそうだったので早めにオーダーしておいて正解でした。
普通の状況なら前菜出るくらいで注文するとちょうどいいかもしれません。
生演奏でラグジュアリーにキマる
生演奏も始まって最高な気分になってきました。追加のワインをキメて、ほろ酔いです。
ライブスケジュールは一日10回のよう。このコスパで生演奏付は正直最高。ウッドベースのズンズン感がたまりません。
そして曲が終わるころに食事も終了。二人で8000円ほどでした。
感想
格安ではないけども、上質な料理をゆっくり食べるにはちょうどいい感じで、幸福感を増してくれる食事を積極的にしたいなと感じさせられました。
僕はモノより食に金をかけると幸せになりそうだなと思いました。
月に2回くらいはこういう幸せだなと感じる外食をしたい。
では