タロウです。
以前、横浜中華街でベトナムコーヒーを提供するお店があり、そこでエッグコーヒーなるものを飲んできました。
すんごい濃厚で、とんでもなく甘いデザートコーヒーでしたがシナモンが聞いててくせになる味。卵とコンデンスミルクを混ぜているらしい。ハノイが本店とのことで、しかも今滞在している旧市街の近くということで、さっそく行ってきました。
Cafe Giảng 入り口ハードル高い
旧市街の喧噪の外れ、表立って代替的に看板やらあるのかと思っていたら、非常にこじんまりした看板がお出迎え。1946年創業、終戦直後からか・・・
なかなかここ入っていくのはハードル高いな・・・と思いながら路地のような入り口をくぐり抜けて入ると、ぽんと広い土間が現れます。家族の写真とかあって、歴史を感じさせますね。
ここで店員さんが席に案内くれるなんていう期待はしないほうがよい。それがベトナムです。1階はガラガラですが、柱にオーダーは席で受け付けますと書いてあるので、せっかくなので2階へ。
2階へ上る階段にはこんなステッカーが。カルチャー感じちゃうなあ。
オーダーは席で、料金は後払い
まずは席を確保するとゆっくりと店員さんがオーダー聞きにに来てくれます。
2階が広々としており、このように若者で賑わっています。この日は非常に暑かったのですが、クーラー効いてて気持ちいい~。西洋系のお客さんも結構見かけました。一緒に着いてきてくれてたのか店員さんからすぐに注文を聞かれます。
アイスエッグコーヒーもあるみたいで、これがいいと言ったら、「いや、それないんよ・・・」とのこと。ベトナムあるある。日本のように品切れに対して寛容なのか、テキトーなのか。
ちなみに料金は30,000VND、170円くらい?後払いで結構です。
横浜のものとはちょっと毛色が違う本家のエッグコーヒー
さて、席でオーダーしたらすぐに持ってきてくれます。
むむ、ちょっと日本のものと毛色が違います。上の卵の色、あっさりしてますね。お湯を下に入れて、冷めないようにしてくれてるのは横浜と一緒。スプーンを差すと底の方に粘度の低いコーヒーがあるのがわかります。
お好みの濃さになるように混ぜて飲みますが、僕はそんなこと気にするタイプの人間ではないので、前混ぜです。
きっちり混ぜきってから頂きます。と、横浜で飲んだものよりかなりあっさりとして飲みやすいです。あちらのほうは卵黄に相当こだわっているらしく、「たまごやとよまる」の卵黄を使用していましたが、その分色味も黄色くなっていたんですね。ともするとくどすぎる・・・という印象を持ちがちな横浜Cafe Giảngですが、こちらの本家Cafe Giảngは、食後でもあっさりと飲めるほどよい甘さ。個人的にはこちらの方が好きかな。
一杯飲んで1時間ほど涼み、それでも店員は何も言わないその緩さ。これだけ満員なら、回転率上げたがりそうなもんですが。
横浜のエッグコーヒーもうまいので是非
とまあ、本家マウントを取ってしまいましたが、横浜のエッグコーヒーも個人的には好きです。こういう味をちまちま飲むのが好き。
中華街でゆっくり食事した後、休憩がてらエッグコーヒーでゆっくりするのもオツなもんです。これのんでからベトナムで本家のんだらそれはそれでまた感慨深い、というもので。
ベトナムも入国と帰国は非常に簡単になってきました。是非、この夏は良い旅を。
では。