タロウです。
花粉症をどうにかして治したい。その流れで出会った一冊の本。
この本によるとオーソモレキュラーという療法の一環で、ビタミンDが免疫を高めるためにええんや!ということで、積極的にビタミンDを摂っていこうと決めました。
サプリで。
オーソモレキュラーって何
栄養療法とも呼ばれ、うつ病やパニック障害、がんの治療まで幅広くカバーする療法です。
栄養療法とは、私たちの細胞を構成する分子のバランスの乱れを、栄養素(サプリメント)を用いて整えていく治療方法
らしく、
生体構成分子(栄養素)を本来あるべき正常な状態に整え、不足している栄養素を『至適量(最適量)』補給することで、本来の生体恒常性(ホメオスターシス)・自らの自然治癒力を高め、病気の進行を防ぎ、症状の改善を目的としています。さらには、病気の予防にも役立ちます。
その目的のためには、一般的に考えられているような栄養素の所要量とは異なる量『至適量(最適量)』が必要になります。また、栄養素の代謝の特性を考慮し、互いに相互作用を持つ多くの栄養素を用いる必要もあります。
らしいです。
個人ごとに最も適した栄養バランスをきちんと必要量与えることで自然治癒力を高めるということです。仙豆です。
そもそもビタミンDを大量摂取は難しい
ビタミンDといえば日光浴で生成されるというイメージが強いんですが、その通り体内生成が少なくなってくると様々な肉体的・精神的な不調が出やすくなる。
筆者によれば日照量の少ない冬に風邪が増える理由や冬季鬱などがある理由には、ビタミンDが関係しているんだということ。
本を読み進めると、おお、確かにその通りかもしれないと納得させられてしまう。
でも、僕の仕事はオフィスワーク。日光浴で大量のビタミンDを生成なんてのは難しい。それとミンDを多く含むのはキノコ類など。こちらもたくさん摂取するにも限度がある。
それだけじゃ足りねえぜ、国の定める基準は『くる病』や『骨軟化症』にならない最低ギリギリなんだぜ、免疫を高めるレベルにはもっともっと必要だぜ!という筆者の主張に則り、一日に4000IUという量をサプリで摂取することにしました。
ちなみに米国食品栄養委員会(米国の専門家グループ)による年齢別1日当たりの平均推奨摂取量は600IU、実に7倍を摂取します。
過剰摂取によって影響が出るのはもっとはるかに高濃度の摂取量でないと影響はないと断じているので、それにすがってみました。
NatureMadeのサプリメント Super D
んじゃあどんなサプリが良いのよ、っていうところなんですが、ビタミンDにもいろいろ種類があるらしく、その中でもタラの肝油などから抽出されるビタミンD3がよろしいとのこと。
なんやわけわからんので、こんなのを選んでみました。いつものAmazonさんで上の本と一緒に購入されてたやつ。
NatureMadeのサプリメント Super Dです。
薬局でよく見るやつ。
目安量は、一粒。これを一日4粒飲んでいきます。(あくまで本を読んでの個人の責任であり推奨するわけではありません)
異常に固い内蓋。飲むの諦めそうになった。さすがアメリカ仕様。
こんな感じで朝晩2錠ずつ、計4000IU分です。
追加でこんなのも飲んでます。ビタミンは大事。
感想
飲み始めて一週間経ちましたが、花粉症の症状が全くなくなったかというと、そうでもないです。ただ以前は眠気が強く出る薬でも症状は治まらなかったのが、今は2段階ほど弱めの薬でも鼻は止められている感じです。
それと全体に体が軽い気がします。朝がきつくなくなったというかダルさが抜けた感じ。もうちょっと摂取量増やしてみようかな。
本の中で「とにかく免疫疾病は腸から起こるんだ」といわれていたので食事とお酒も見直しながら生活全体の見直しもしています。グルテンフリーとか、糖質制限とか。
そもそもビタミンD接種の趣旨は、腸に微細な穴が開くことで免疫系に支障が出る→ビタミンDには細胞間の結びつきを強くする作用がある→腸も引き締まる→免疫系の疾病治る、というものなので、腸をいかに強くするかにフォーカスしるものであって決してビタミンDだけで完璧に治る、というものではないようです。
花粉症の症状緩和でよく体質改善といわれますが、何をもって体質改善すればいいのかわからないって人にはぜひ読んでほしい。人間の本来持つ修復の力を最大限に生かしてやる。ちょっと聞くと宗教チックですが、非常に論理的に説明をしてくれる良著でした。
読んでみて僕は信じてみてやってみてもいいかな、と思いました。